多色刷りはどこまでゆくの



JAMで使えるインクは32色。
CMYKの印刷じゃないからこそ、にじみ出る良さがあります。

好きな色を選んで1色刷り?ちょっとリッチに4色刷り?
色数は増えれば増えるほど可能性は広がります◎

同系色の2色刷り!



こちらはなんと5色刷り!

多色刷りって言うけれど、何色まで刷れるの?

そりゃ32色刷までいけます!!

厳密にいえば、同じインクを2回刷り・3回刷りもできるので
100色刷だってできます。やったことないけど。)

同じインクを重ねれば更に濃くなる?…実はあまり変わりません。
興味があったらまず試し刷りをオススメします!


しかし、レトロ印刷で使っているリソグラフは2色機なので
一度に二色しか刷れません!

2色分しか入らない!

印刷見本「あそびかたろぐ」の紙とインクの見本は
しれっと全ての紙に32色刷ってありますが
2色ずつ、16回同じ紙を機械に通して刷っているのです。


しかも、レトロ印刷はインクが落ちるので同じ日に2回刷ることができません
1回刷ったら1日乾かして、次の色を刷ります。

そのため納期は2色単位で伸びていくんですよ~
更に厚紙は断裁前にも1日乾かすので+1日!

多色刷りにはリスクも付き物です。

給紙するローラーがインクの上を通って印刷物が汚れたり
紙同士がこすれてインクが移ったり
インクの水分を吸いすぎて紙が変形し、ズレが大きくなったり。

でもそんなリスクも愛おしく感じるくらい
多色刷りは魅力的!

多色刷りに魅了されたワタシの今年の年賀状がコレです。
黒一色?
んっ?!
JAMのインクでリッチブラックしてみました。
一周回って意味が分かりませんね。

ベタ100%で混色はさすがに汚いので、角度の異なる網点で混色にしました。モアレがサイコウです。